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FXのリスク

FX Risks

FX取引には様々なリスクが存在します。下記の説明は、店頭外国為替証拠金取引に伴う代表的なリスクを簡潔に説明するためのものであり、取引に生じる一切のリスクを漏れなく示すものではありません。取引の開始に際しては、取引の仕組みおよびリスクについて十分にご理解いただいたうえで、口座の開設手続きを行っていただきますようお願い申し上げます

01レバレッジの副作用

レバレッジの倍率を上げると、大きな利益を見込める反面、損失の可能性も大きくなり、リスクも高くなります。そのため、取引を行う際にはご自身でどれくらいのリスクを許容できるのかを見極める必要があります。投資金に対してレバレッジをかけすぎず、適切な取引数量でリスクコントロールすることが大切です。

02為替変動リスク

外国為替レートは平日24時間常に変動しています。各国の経済、社会情勢等の影響を受け、取引時間中や休日を挟んだ週明け等に急激にレートが変動する可能性があります。各為替レートの変動がお客様の予測と一致しなかった場合には、為替差損が発生します。また、その損失はお客様が当社に預託した証拠金以上になる可能性があります。

チャート分析などで値動きや相場の流れを把握し、相場が予想と反対方向へ動いたときには、損失が大きくならないよう、損切を徹底することが大切です。

03金利変動リスク

FX取引は、通貨だけでなく金利の交換も同時に行っているため、スワップポイントの受払が日々発生します。市場金利は日々変動するため、受払が逆転し、期待していたスワップポイントを受け取れない可能性もあります。また、スワップポイントの支払いに際して、資金の追加が必要になったり、ロスカット基準に近づいてしまうこともあります。スワップポイントの受払は、お客様が建玉を保有している間継続して発生するため、注意が必要です。

04流動性リスク

USD/JPYのような経済大国同士の通貨ペアは世界中に多くの取引参加者が存在し、売り手と買い手の不在により取引が成立しなくなることはありません。しかし、経済力が低く国内情勢が安定していないような国の通貨は、売り手と買い手がいなくなり流動性が著しく低下することで、取引が成立しにくくなる可能性があります。初めて取引される方は、流動性の高い通貨ペアで取引することをおすすめします。また、経済指標の発表・要人発言等の重要なイベント前後は流動性が低下する場合があり、注文が成立するまでに時間を要する場合や、指定したレートよりも不利なレートで約定する(スリッページ)可能性があります。さらに、天災地変、戦争、政変、為替管理政策の変更、大型の債務不履行や倒産等の発生により、取引が困難または不可能となる可能性もあります。

05地政学リスク

特定地域が抱える政治的、軍事的、社会的な緊張等の影響で、特定地域の経済、もしくは世界経済全体の先行きの不透明感から相場が大きく変動してしまうことがあります。