か行

用語集

か/カ

カナダ銀行

異カナダの中央銀行であり、その動向がカナダドル(CAD)の価値に直接影響する。

き/キ

キウイ

ニュージーランドドルの俗称。
 

ア基軸通貨

文中央銀行が大量に保有しておきたいと考えるような、安定した信頼度(為替相場や金利が乱高下しない等)のある通貨。現在は米ドルが世界で最も重要な基軸通貨である。
 

ア規制市場

売投資家を保護する目的で政府機関が監視する市場や取引所のこと。
 

キャリートレード

ア低利回りの通貨(ファンディング・カレンシー)を売却して、高利回りの通貨(キャリー・カレンシー)を購入し、その金利差(スプレッド)で利益を得ることを目的とした取引手法。この「差」を「キャリー」という。金利の安い「円」を売り、高金利通貨を買うことが多い。
 

ア金本位制

一国の通貨を、金の価値を基準として表示する為替制度の一種。1973年以前は、米ドルの価値は金の価格に固定され、ほかのすべての通貨は米ドルに固定されていた。
 

金融緩和

景気悪化の局面で政策金利を引き下げたり、資金の供給を増やすことで投資や消費を促す。
 

金融政策

中央銀行が行う金融面の経済政策のこと。金利や通貨供給量を調節することにより、物価を安定させ、経済の動きを調整する。
 

金融政策委員会(MPC)

英国の公定歩合を決定するために毎月開催されるイングランド銀行の小委員会。
 

金利金利

利子・または利息のこと。利率のこと。お金を使う・または借りるためのコストのことを意味する。資金の需要と供給により決定される。
 

金利差

各国の通貨に設定されている基準金利の差。各国の通貨に設定されている基準金利の差。

く/ク

クォート通貨

通貨ペアで2番目に表示される通貨。

け/ケ

経済指標(Economic Indicator)

現在の経済成長や安定性の度合いを示す統計値。各国の経済状況及び今後の成長性や将来性を予測する。先行指標・遅行指標・一致指標の3つに分類される。

 

ケーブル(Cable)

英ポンド/米ドルの為替レートを指す。
 

決済通貨

国際為替市場で、他国の通貨と交換がしやすい通貨のこと。通貨ペアの右側に表示される通貨。る。

下落(Depreciation)

資産、通貨、有価証券の価値の下落のこと。
 

原資産

スワップや先物取引・オプション取引の対象となる債権・通貨・株式などの資産のこと。
 

こ/コ

公開市場操作

中央銀行が行う金融政策のひとつ。国債や社債などの金融商品を売買することで、通貨の供給量や金利をコントロールする。
 

購買力平価

別の国であっても、同じ商品の価格は一つであるという「一物一価の法則」に基づき、自国通貨と外国通貨で同じ商品を購入できる比率によって為替レートを決定すること。例えば、ある商品が日本で100円で購入でき、アメリカでは1ドルで買えるとした場合、100円と1ドルで購入できるものが同じ=為替レートが100円=1ドルになるということ。
 

小売物価指数(RPI)

あらかじめ選ばれた家庭用品の価格に基づいて、インフレ率を測定したもの。
 

コールオプション

ある商品を期日までに、その時の市場価格に関係なく、あらかじめ決められた価格で買う権利のこと。ヨーロピアンコールオプションの場合は、権利行使日(満期日)にのみ権利行使できるオプション取引。アメリカンオプションの場合は、権利行使期間中(有効期限内)はいつでも権利行使ができるオプション取引。権利行使の自由度が高いため、アメリカンオプションのプレミアム(オプション価格)の方が高くなる。
 

国際収支

一定期間の経済取引を体系的に記録したもの。経常収支と資本収支に大別する。国際収支の赤字が長期化すると、理論的には通貨の下落につながる。
 

国際通貨基金 (IMF)

マクロ経済政策・為替政策の監視・国際収支が悪化した加盟国に対して融資をするなど、金融政策をフォローする国際機関。
 

国際標準化機構(ISO)

日本を含む各国の標準化組織から構成される国際的な規格設定機関。技術や食品安全・農業など様々な分野の世界共通基準を定めることで国際貿易の発展に寄与する。
 

国内総生産(GDP)

一定期間内に国内で生産された付加価値の総額。付加価値とは、サービスや商品を販売した価格から原材料などを差し引いた価値=儲けのこと。国ごとの経済活動の大きさを測る指標となっており、経済状況の良し悪しを端的に知ることができる。
 

固定為替レート

固定為替相場制とも呼ばれる。ある通貨がほかの通貨に対して大きく変動しないように、中央銀行によって為替レートの変動を固定する制度。