同時線

線ローソク足パターンは、トレンドの継続と反転のどちらか一方を示すものではないため、過渡的なフォーメーションだと考えられます。 

これらはしばしば、市場における優柔不断さを示唆していると考えられています。 
 

同時線ローソク足の構造と種類 

同時線ローソク足は、実体部分が非常に小さいか、実体部分が全くなくほとんどヒゲだけで構成されています。このフォーメーションは、下降トレンドの終わりや、上昇トレンドの終わりの段階に生じます。  doji-candlestick-pattern-JP-1-translated.png

同時線はリバーサル(反転)パターンとコンティニュエーション(継続)パターンの両方に分類されることになります。これは、誰が値動きを支配しているかということを示す確固たる結果が出ないことを示しているからです。 

このことから、一部のアナリストは、同時線を「過渡期」のフォーメーションと呼んでいます。同時線はスピニングトップ(コマ足)とよく似ており、どちらも価格の中立性と優柔不断さという同じメッセージを発しています。 

この2つの違いは、前者には実体がないのに対し、後者には短い実体があるという点です。 

同時線には、始値と終値に応じて区別される、代表的な3つのタイプがあります。 

  • 塔婆(gravestone) 
  • 足長(long-legged) 
  • トンボ(dragonfly) 
 

塔婆同時線のローソク足パターン 

塔婆同時線のローソク足は、上昇トレンドの終わりに起こる弱気のリバーサル・パターンです。このパターンは、強気派が値動きを押し上げたものの、ローソクの高値付近で引けることができなかったことを示しています。 

その結果、弱気派は価格を低く戻すことができ、始値、終値、安値のすべてが互いに近くなります。 doji-candlestick-pattern-JP-2-translated.png

上で見たように、塔婆同時線のパターンは、流れ星のパターンと非常によく似ています。 

どちらも弱気のリバーサル・パターンと見られますが、唯一の違いは、塔婆同時線には実体がないか、始値と終値が同じ価格、または極めて近い価格であるのに対し、流れ星は短い(赤い)実体でローソク足の底で引けるのが理想というところです。 

長い上方のヒゲは、強気派の支配と勢いが失われたことを意味し、値動きの反転が迫っていることを示しています。 
 

長足同時線のローソク足パターン 

長足同時線のローソク足は、ヒゲが上下に長いことを除けば、通常の同時線に似ています。 

このパターンもまた、将来のトレンドについての明確な指示がないため、優柔不断さを意味します。 doji-candlestick-pattern-JP-3-transalted.png

長足同時線ローソク足の形成は、強い上昇トレンドと下降トレンドの両方で発生する可能性があります。同時線ローソク足が連続している場合、その値動きは現在のトレンドが終盤に差し掛かっていることを示唆しており、まもなく反転する可能性があります。 
 

トンボ同時線のローソク足パターン 

トンボ同時線のローソク足は、始値、高値、終値がローソク足の上半分でほぼ同水準に固まっているため、塔婆同時線とは逆になります。 

上昇トレンドでも下降トレンドでも発生しますが、下降トレンドのボトムで発生した方が強いメッセージ性があるとされています。 doji-candlestick-pattern-JP-4-transalted.png

図を見てわかる通り、トンボ同時線は首吊りやハンマーのローソク足パターンによく似ています。 

ただし、塔婆同時線と流れ星の違いと同様、同時線は実体がなくヒゲだけであるのに対し、首吊り型やハンマー型はローソク足の上部に短い実体があります。 

どちらのパターンも同じメッセージを発しています。すなわち、ローソク足の安値付近で引けることができなかったことから、弱気筋はすぐに勢いを失い、反転する可能性があります。